風力被害の実態を書いてみよう。

私が最初に見た風力被害の報告書は、東伊豆町の被害者たちの証言を集めたものだった。ちょうど企業に勤める技術屋さんがいたとかで、「調査報告書」として上手く取りまとめられている。私も土木エンジニアとして、たくさんの報告書を書いてきたからね、お馴染の書式よ。土木学会に提出した『風力発電の低周波被害、健康被害』は一般の人にも分かるようにと書いてみた。

汐見先生や小林先生の先達がいたから、わりとスラスラ書いた。低周波音の被害と、弾圧に苦しんでいるけど、何が悪いのか広く世間に知らしめた。反応はないな。『風力発電の被害』の本と同じで、誰も読まないし、嫌な顔して拒否される。それも自称被害者が「関係ない」と私に怒りを向けるからね。違うやろ、それは風力発電や役場に対する反感にはならんのかい。由良町では誰もそんな奇特な人はいなかった。

誤解とか、思い違いじゃない。私の事が心底嫌いなのだった。たくさんの人に試してみたから、もういいだろう。他の地域でもさ、私に対して敵意を持って鼻で笑っている。東伊豆町の風力被害者たちはどうしたんだろうかね。死んだ人もいるようだから、真剣な恐怖を味わったはずなんだが、今はそんな気配はどこにもない。風力発電はそのまま稼働しているんだから、絶対に被害者がいて苦しんでいると推測する。

あるいは死に絶えたんかな。由良町と同じで、風力の「フ」の字も言えないんだろうかね。東伊豆町に関しては、「ウソつきばかりだ」と嫌厭されていた。手のひら返しで裏切る。全国で見られる被害者潰しだ。もう間もなく死ぬ、そんな被害者でも「世間との付き合いがある」とか、「地域の人と一緒に頑張る」と言っていた。「風力の被害など聞いたこともない」と地域の人々が言っているのにさ。笑われ者。

アホにされるだけのものだ。汐見先生が書いた冊子でもさ、広川町や下津町で、セッセと配布して勉強会までしたのに誰も関心がない。【本当は土砂崩れやで】と言っている。低周波被害を否定する人たちは、何かの真実を持っているように思う。だって地域のあちこちで泣いて苦しむ被害者がいる。その現実をあざ笑いして言葉をすり替える。自信たっぷりに吹聴するから、バックアップがある。

権力を嵩に着ているから風力利権があるんだろう。それぞれにアクドイ連中よ。私たちは風力発電に反対です、と言いながら、「土砂崩れが心配です」と繰り返す。見え透いたトリックやないか。真実の被害否定を、見透かされながらも繰り返す、彼らは何者なのか明らかだ。ペテンのエセ反対なんだよ。こんな事実を伝えても、誰も聞いてくれないからね。風力の計画地や、被害地域では、すっかり人々の思考回路が出来上がってしまっている。

洗脳、というのか、心理操作、社会コントロールよ。それと、もともとその地域には被害者を差別して嫌悪する風土があった。水俣病がそうだったでしょ。蔑視、蔑み、地域社会のタブーを見たやないか。「言うたらアカンのや」と同じ言葉が飛び交う。上手く利用されたんだよ。人々も、とても喜んでいたしな。どうせ聞こえない音、低周波の被害は認められない。こんな面白い虐待もない。

【アホよら、アホよら】と言って踊ってみせる。そんなに嬉しかったんかい。泣いて苦しみ、狂いながら死ぬ。笑いが止まらないというか。人間の道徳が完全に破壊されていた。役場が放映して笑いものにする。私の懲罰議会、懲罰委員会は20数回も行われて、みなさん大喜びやった。被害者たちもな。やるだけのことはやった。こんなにみんなが喜んでくれるなんて、議員冥利に尽きた。総スカン、村八分だよ。

セイセイしたかな。漂白、きれいさっぱりよ。私の正義がこれほどに否定される。日本では私一人だ、という自負が出来上がる。汐見先生も最後は拳を振り上げて、「なぜこの被害を認めぬ!」と怒りをあらわにしていた。汐見先生は低周波被害者じゃないからね、何か理想があったんだろう。マズイ結果を見たとか。原田正純も、見た者の責任と言っている。たくさんの目撃者がいたやないか。それでもダメだった。

被害者差別。人の不幸が面白い。これが日本社会の暗部に広がっていた。由良町なんかスゴイで。被害者が泣き叫ぶ理由だよ。それがまた面白いと笑う。地獄か、ギャグマンガかい。暖かい人の思いやりなんて、どこにもないでしょ。道徳が分からなくなる。精神破壊だ。これも『自由からの逃走』に書いてある通り、本人はエライ満悦だ。殺人だろうが戦争だろうと、ヘッチャラさ。

そんな状況に今、日本の国は貶められている。漠然として、何が悪いのか分からないキミ、どこからでもよい、風力発電のウソを暴いてみるがよい。すべてがウソで出来ているから、すぐに気が付くで。じゃぁ、役場は何だ?。ウソつくなよ、と無責任な悪意に仰け反るんやで。風車からは低周波は出ていません、ってさ。アホさ爆発やで。