『風力発電の被害』を100冊刷った。

効果も少ないから増刷は止めようと思っていた。今でもたまに注文が来る。もう在庫がないから買わんといて、という。それよりも二冊目の『風力発電の被害Ⅱ』を書きたい。何度も書き直してはそのままにしてある。世界的に風力発電の被害は明らかだから、迷うことはないんだけど、日本だけ、なんだか怪しい。とくに由良町で一人、風力被害を訴えているとな、日本社会の特殊な原理が見えてくる。

水俣病であったり、原爆のケロイドとか、イタイイタイ病とか、差別意識だ。昔あった士農工商とは別な、生理的な感覚だからね、加害者と被害者がハッキリする。いや、もっと言えば、地域の人々が被害者をアホにして喜んでいる。助けようとか、同情心とか、思いやりなんてどこにもないのだ。同和問題でもないのに、すっかり差別地になっている。私だけがそう思うんだろうか。

あそこへ行ったら「出て行けっ」と叫ばれるから。普通では考えられない拒否を見る。もともとそういった地域感情はあった。我家の独特な家柄もな、一般の人とは違っていたのだ。由良守應だけじゃない、隠された歴史が違和感となって伝わっているらしい。由良姓、なんて珍しくもないのに。「由良之介、遅かりし」「由良さんこちら、手のなる方へ」という「由良」の使い方もな、菓子の名前に付くぐらいには意味がある。

やはり日本人にはタブーなのだ。私がどれだけ説明しても通じることはない。風力反対デモなんて、夢のまた夢の話か。全国で思考停止が普遍化されている。云うたらアカン。言えないんだ。ホンマかい。世界常識に背を向けて、何を秘かに笑っているんや。可笑しいのかい。