4/24日、有田風力を見に行った。国道42号から見えるから、この風車だけ、被害者はいないのかと思っていた。「見に行ったんかい」「聞いてみたんかい」と怒られる。じゃぁ、自分で何か言いなよ。北側の山々には下津町大窪地区の風車が林立して被害者の弾圧が有名だ。何か言ったら殺される。現実の恐怖に、誰も何も言えない。大窪地区と同じで笑いものにされるのがオチだ。まだ生きてられるだけ有り難いと思え。
由良町で散々見ているから、特に珍しくもない。ただ、人々の沈黙の度合いがな、極端なんだよ。それほど恐ろしいものらしい。民家まで500mの距離だ。ピカピカの被害地になっている。奇妙な沈黙だけがある。風車は止まっていたけど、回転したらどんな音かになるんだろ。2000kwかぁ、ものすごいエネルギーが襲ってくる。この風車だけ被害者の弁がない。不思議物語だね。風力発電をテーマにしたマラソン大会とか、遠足のお祭りを町を挙げて演出する。
暗い。桜並木が整備されていたけど、誰も近づかないやろ。危ないやないか。案外、被害範囲は広いと思われる。誰かに聞いてみたら分かる。「・」として何も言わない。それが答えだ。次に隣町の広川風力に行く。物凄い音が鳴っていた。たまらんなぁ。私は低周波被害者なので、息も詰まるような気持ち悪さに襲われる。よくもこんなトコに住んでられるな。汐見先生の『左脳受容説』に書いてある被害者たちはどうなったんだろう。
哀れなものよ。誰一人として味方になるものはいない。アホにされるばかりよ。それにしてもこの音環境の異常さはどうだ。説明の必要はない。行ったら分かる。行政は、政治は、こんなにも残虐なのだ。あぁ恐ろしい。風力公園、キャンプ場なんかこんな感じやで。滑稽や。いったい何のために、と問う人もいない。今や日本では私一人が風力発電の被害を告発している。被害者は、私以外に誰もいなくなった。
まるでディズニーの魔法の世界だ。心理トリックとは、こんなにも悲惨な現実を見せてくれる。湯浅町のレストランでエビ天を食った。疲れてしまって、こんなにシンドイのかと思ったよ。今まで何度もジャーナリストたちを案内したけど、皆さん同じこと言っていた。誰でも肌感覚として分かるんだよ。住民の心理コントロールもな。刑務所の囚人かい。自分たちが、いったいどんな環境に曝されているのか、自覚はないのか。
なぜ周囲の人たちは笑っているのか。誰も助けないのか。世界じゃ、どの国でも烈しい風力反対、抗議デモやってるで。日本人だけ、なぜなんや。由良町へ帰ると、風車の麓に新築ラッシュを見る。低周波被害のあることを知りながら、なんで、ワザワザ新築の家が増えていくのか。オカシイでしょ。かつて水俣市でも新築ラッシュがあった。いつか見た風景だ。それらは今は廃墟になっているという。理由のあることよ。
【被害はないっ】というか。感情をむき出しにして叫ぶように言うからね、分かったって。アンタが大将。私は変わり者で嫌われ者。それでいいじゃないか。自ら進んでカエルになって喜ぶか。恐怖政治やな。風力発電の目的は何か。精神破壊。支配が明らかになる。日本では誰一人として低周波音の被害の苦しみを言うものはなくなっていた。由良町では大喜びしている。アホよら、と手を叩いて踊って見せるか。そこまで狂う人とは、なんだろう。もはや人ではないことを見ている。




