騙し絵が分かるかい。

今朝の産経1面に福島原発の記事があった。お手上げ、なんでしょ。絵に描いた餅。これを信じる人はいないでしょう。h23年から、随分と月日が過ぎた。ちょうど風力発電の事件と重なっていたから、余計に感慨深い。私も原発やっていたからね。業者の人から情報が入る。風力関係で、環境運動家には、なぜか昔の原発グループがちらほらする。由良町の周辺には3か所も原発計画があったしな。

守秘義務があるけど、福井の原発銀座にはよく仕事に行った。美浜の海岸で、ボーッ、とトンビの舞う空を見つめていたり。また懲りずに新しい原発を作るんだってな。福井は北陸か近畿か分からんけど、嶺南とか嶺北と言ったりする。後悔する地元の人がいる半面、原発様様という人が多い。ペテンのエセ反対もな、コウモリというより利権屋よ。暗闇の世界を見る。見てはならない裏世界だと思っている。

私の上司は高浜原発の建設課長だった。陸軍士官学校卒の関東軍士官よ。エラク世話になった。原発建設は仕事だからね、職業倫理もあるけど、そのまま義務と考えた。その上司には共感があったと思う。なんせアメリカ製の原発だから、不満だらけよ。今の電力会社はどうするんだろう。世界中が注視しているで。信用なんかない。それはh23年の事故の時、嫌というほど見た。

「MINAMATA」、「FUKUSHIMA」日本を表す言葉だ。この延長線上に、風力発電の被害がある。世界中で風力反対デモをやっているのに日本だけそれがない。なぜか。水俣と福島にその答えがある。日本人はアホなんよ。騙されているのに分からない。分かっているのに反抗できない。魔法のキーワードがある。ただ、今回の風力発電では、日本人だけで住民の虐待や支配まで考え付いたのかと思うのだ。

被害者への弾圧が面白い。風力地域を「ゾーニング」として囲い込む。特殊地域だ。赤線、青線の世界よ。政治、行政だけでここまでの支配を確立できるか。あの時の民主党と自民党の駆け引きじゃない。あれは茶番だ。環境省の公開する報告書のたくさんなことよ。書いてあることが異常だったやないか。その段階で、日本人には誰も反抗する者はいなかった。

低周波被害が明らかになっても、人が苦しみながら死んでも、笑いものとして消されていく。私のホームページもな、消すことのできない貴重な汚点と見られている。由良町では、大変なことなんやで。各地でやっている風力運動会では、懲りもせずに【お花畑】を演出する。政治や行政は悪いよ。しかしな、地域の人で、真実を知りながら何も言うことが出来ない、「関係ない」と逃げる人ばかりだ。

それが水俣や福島の悪行だというのだ。一旦そうなったら人の精神が病んでいく。何が正しいのか、分からなくなるらしい。それでか、由良町では風力発電というだけで「アホよら」と嫌悪されるのだ。囚人の町よ。ワンダーランドやで。低周波がな、苦しいんだ。