風力被害を体験した人なら、被害を否定する人との対立に泣いたことだろう。役場に電話したんでしょ。議員や、風力会社に連絡したでしょ。ボロクソな言葉を投げかけられる。それがキッカケで、吊し上げの暴力にあったり、人から白い目で見られるようになる。蔑視、笑いもの、アホにされまくりよ。低周波被害も辛いが、人々の弾圧もな、こんな目に遭うんや、と泣き叫ぶ。男も女もない、目を付けられたら徹底的にやられてしまう。
田舎の集落だからね、皆さんは見ているわな。情報の伝わり方があって、由良町の北隣、広川町の風力被害が有名だった。そこから嫁に来た人がいた。私の母の実家もその付近だ。地元新聞や「県民の友」に風力キャンペーンが載る。JA農協ニュースにもあったよな。今ではブラックオペレーション(black operation)だと分かるけど、幼稚園や小学生を引率して、風力発電を取り囲む遠足会を楽しんでいた。
演出した人がいた。h23年、とうに風力被害が明らかになっているのに、よくやるわ。風力公園は廃墟になって、誰も近づかない。危険性は誰にも伝わっている。私は何度か従兄弟たちに風力被害の様子を聞いてみた。「煩いと言ってら」それだけだった。薄ら笑い、と「誰も何もよう言わな」と言うことだ。地域の人たちに、資料を渡して説明しても、なんだか伝わらない。
和歌山市の汐見文隆医師グループが来て、有名にしてしまったからね。下津町大窪地区とか。広川風力から、有田平野を挟んで、北側の風車群がよく見えるのだ。多くの環境運動家が来て、被害の実態を確認したことだろう。しかし、汐見先生以外に真実を伝えた人はいない。私のyoutube動画『蒲公英工房での対談』には、同行した黒田街子さんの証言がある。酷い話さ。私もそこの被害者たちに怒られた。
こんなになるんや。由良町でも同じことだけど。とくに役場や議員は連携している。グルなのさ。悪の連携、低周波の否定、誰も被害など言っていない、と繰り返す。悪いなぁ。なんでこんなに悪いんやろ。水俣病とそっくりやで。被害者もな、すっかりロボットにされている。地域の人々は皆それを見て知っている。その上で笑うのだった。
遠くから風車を見ると、いつもの風景でしかない。とくに被害を感じなければ、それは他人事でしかない。役場は必要性があってやっている。逆らったらエライ目に遭う。何も言えない。何も言わない。雉も鳴かずば撃たれまい。広川町も有田平野も、由良町でもな、沈黙の被害否定に喜んでいるのだ。「何も知らん」、「関係ない」、由良町ならもっと汚い言葉で叫ばれる。そんなに過激にならんでも、と思う。
由良町では私一人が風力被害を訴えている。h23年から、あれからもう13年も経つ。被害者の否定、人々の価値判断は完結している。アホよら。重症の被害者でさえ被害を否定してせせら笑う。頭をやられているんやね。精神破壊の恐ろしさを見る。海外なら「Stop wind turbines !」(風力発電を止めろ)と言って地域の人々が抗議しているのに、日本には、ついにそんな抵抗はなかった。
巧妙な地域対策のワナ、そして日本人特有な奴隷根性を見る。言うたらアカン。自己家畜化という転落にハマる。由良町では誰も風力に触れる者はない。東北地方や北海道のマインドコントロールはすごいやないか。上には上がある。私が言うのもなんだが、あほか、と吐き捨てる。目糞、鼻糞を笑う。戦争をして殺し合うよりマシか。いや、この精神支配の有様に、国際政治は牙をむく。
日本は平和過ぎたのだ。憲法論議なんか見ているとウンザリする。自民党の改憲案はヒドイでしょ。アカンわな。それより日本人の精神基盤が持たない。風力被害者を見て、「アホよら」と笑うしかない人間性を見る。風車が悪いのか、人々が悪いのか、明らかじゃないか。





