北朝鮮記事に、残虐な処刑を楽しむ様子が伝えられる。中共にもそんなニュースがあったよな。日本でも、明治になっても生首を晒して見物させていた。私の趣味に刀剣鑑賞があるけど、二つ胴裁断、三つ胴裁断、と刀身に彫り込んだ刀を度々見ている。その歴史は『虎徹』などの小説に書き込まれた通りで、切れ味を趣味にしている人が多くいる。
最近の試し切りには、畳表を巻いたものを切って楽しんでいるけど、本当は首の骨に擬した篠竹を中に入れて巻き藁にして、一晩水につけたものを切る。首の皮一枚を残して切り去る。全部切ってしまったら作法に触れる。藁三本と決まっている。それを獄門に並べるのだ。たぶん写真にして残した人がいるだろう。近藤勇とか、江藤新平が有名よ。大阪では大塩平八郎ら10数名の磔が有名だ。いやー、日本人も残酷なことよ。
新潟にいた頃、佐渡が島の対岸に、処刑場の後が残されていた。気持ちの悪さよ。千日前にもそんな所があって、夜、一人歩くとヒンヤリとする。霊魂とか、怨霊とか、感じるんだろうかね。由良町の風力発電被害を語る時、苦しみながら死んだ被害者抜きには話にもならない。h20年11月11日の16基の稼働から、風力被害の物語は始まる。いや、建設前から地元民の心理工作があったから、多くの人は予感していただろう。
なんせ東伊豆町の風力事件はh18年だ。隣町の広川町でも大変な低周波被害が確認されていた。下津町でもな。それを否定した上でのh23年9月30日の2000kw、5基の稼働だった。山々に林立する21基の風力発電に住民たちはいきり立ったよ。すごかったで。私はh23/11月末に谷口愛子さんから悲鳴のような電話を貰う。もう悲劇は始まっていたのだ。地域対策もな。知らぬものなどあるかいな。
聞こえる、聞こえない、の問題じゃない。狂気やな、と感じたのは私だけじゃないだろう。その時にはニーナピアポントも、Dアイカー『死に山』も出版されている。海外に知見はないと言いながら、その実、世界的な風力反対が巻き起こっている。由良町のお花畑を見たかい。みんな大喜びしていたよな。私は生贄かい。いやいや、多くの被害者が、苦しみ、狂い死んでいく。公開処刑を見て人々は喜んでいた。
誰も「止めろ」と言うものはない。私一人が低周波音を測定して、甚大な風力被害の事態を明らかにする。ボロクソやったな。被害はないっ。ウソつくなっ。近所の連中ですら私にそう叫んで笑っていた。今もその状況は変わらない。彼らは勝ち誇っている。嬉しそうに私をバカにしているのだ。なんで何を言っても通じないんだろうかね。この社会分析が面白くて、彼らの狂喜を書き続けている。
もちろん私の被害感、生きるためよ。今ではかつての被害者たちの裏切りを知っているから、現地に行って直接話すことはない。誰もが「被害はない」と言っている。どうやら由良町で私一人が低周波音に苦しんでいるようだ。一歩踏み込んだら、すべてがカラクリのある嘘だと分かるんだけどな。どこでもそうなっているでしょ。何度か、各地で活躍する御用学者に話しかけたことがある。
地獄に落ちろよ、と言葉に出かけていた。それほどの悪党・悪意があふれていたんだよ。水俣や福島でも同じことでしょ。環境運動家を利用した汚い地域対策を見たでしょう。彼らは何者で、いったい何を目的にしているのか、そのことを知ることが先決でしょう。各地でやっている「考える会」を見るたびに、ヤラセ、ペテンを見破る人はいるだろうに、と思うのだ。何も言わなかったら「ない」と同じよ。
私は一人駆け抜けていく。150年前、由良守應が牢屋暮らしと明治維新を体験したように、社会は簡単に急転回する。同時期の田中正造とどこか似ているかな。守應は酒と女とカネに恵まれた。まだまだ私は追いつかない。どこかに金貨の詰まった隠し箱があるに違いない。由良町で見る悲喜劇は、全国に発信されている。「由良町、風力発電被害」と検索すると、トップ記事にAI(人工知能)が「被害はありません」と出てくる。
X( twitter)でも被害を否定している。闇の深さを見るやないか。国を挙げて低周波音の被害を否定する。インターネットで心理コントロールだ。とうに由良町では誰もが「被害はないっ」と叫んでいる。なにもそんなにヒステリックに言わなくていいものを。そんなに嬉しいのかい。抑えきれない感情の高ぶりを見せられる。真っ赤な顔して、ワッハッハッ!、と言いに来るオッサンがいたからね。
とても幸せそうだったよ。こんなに狂うんやで。いいじゃないか。勝ち、とか、負け、以外の価値観がある。私には誰も味方はいないけど、敵ばかりの現実に「やったね」と達成感はある。もう誰も相手になるものはない。孤独の楽しみよ。案外、百姓仕事が性に合っている。これで低周波被害がなければと思う。精神被害はあるだろう。町ぐるみの殺人事件、公開処刑に、これからも人々にはネジを巻き続けるんだろうね。水俣病とそっくりやで。




