由良町で、大変な低周波音被害に遭いながら、世界の風力反対デモを紹介してきた。ニーナピアポントの『Wind Turbine Syndrome』は有名だから、第一章の翻訳がネット拡散したと思っている。関心がなかったら誰も見ないわな。私も読んだ。小林先生から海外情報が送られてくる。さすがオーストリアに留学していただけあってドイツ語が詳しい。私もドイツ語をとって3年も受講したもんさ。
20人ほどのドイツ人を我家に招いて話し合ったこともある。とても気が合って楽しかった。相性がいいらしい。フランス人だとこうはいかない。何人かのフランス人が来てくれたけど、喧嘩したこともあった。フランス人と言っても移民さんが酷かったかな。国際都市パリ、とは言うものの、雑多な感じよ。フランスとドイツの仲の悪さは聞いていた以上のものだった。
それが彼らのアイデンティティだと気が付いている。移民にはそれがない。政治的には民族性はタブーなんだろうか。例えば日本の総理に、中国人とかアメリカ人が成ったら嫌なものだ。国会議員に外人さんが多くいるらしい。仕組みはよく分からないけど、外人さんと話していると、随分パワフルな迫力を見るからね。それに対して日本人は大人しいもんさ。いずれ日本中の政治は元外人、帰化人か、属州となって仕舞うかもな。
インバウンドの外人パワーを見ると、「もうガイジンはいらん」と言っても遅い。観光地か。ターゲットか。30年ほど前にはたくさんのイラン人が押し寄せてきたやないか。ブラジル人とか。日本も国際化したと喜んでいたのかね。違うだろう。人手不足とか国際交流とか、ウソばっかりよ。風力発電の被害では、そのウソが国策となって襲い掛かった。太陽パネルのメガソーラーでもそうでしょ。
すべて中国製、運用会社も中国資本とか。毎年、巨額の税金が消えていく。なんかいいことあったんだろうかね。日本の環境運動家、自然保護団体の厭らしさを見る。環境省の手先として、役場と手を取り合って地域を支配する。「考える会」の酷さは、当初から指摘されていた。今も各地で嘘八百をやっているから、誰も反抗できないんかね。原発の時と同じ構造やで。
スパイ工作員、被害者の弾圧、役場のアホらしさを見ないか。いつか見た風景、いやいや、水俣や福島でやっているやないか。何も言うたらアカンのやで。日本人とは何だろう。日本の原理主義を見ないか。いつしか島国根性の閉鎖社会になっていた。もともとそうだから、今さら言ってもな。これだけグローバル化だと聞きながらよ、じつは海外の情報は受け付けない。
「低周波被害はない」、「被害を訴える者は精神疾患のもの」こんな国策がまかり通る。このホームページの初めから、役場の答弁を確認するがよい。弾圧の嵐やで。由良町民はみんな大喜びよ。私は孤立・孤高、変人よと蔑まれる。畑地区の被害者たちの最後の姿を見ているから、へーえ、と眺めていた。依頼された趣旨は義務を果たしたと思っている。私もヒドイ被害者だからさ、今もこうして書き続けている。
もう誰も見向きもしない。やるだけはやった。なんと日本では私一人になっていた。日本のガラパゴス化、いや、彼らは進化したんだろうか、私一人が取り残されていたとか。どっちでもよい。結果は、この13年間を振り返れば明らかだ。被害者も加害者も、すてきなドラマをありがとう。たぶん私だけじゃない。裏面の真実を見続けた人はいるだろう。表に出ることもなく沈黙して終わった。
まったく酷い風力被害を見たもんさ。精神被害がな、すごかったでしょ。「土砂崩れが心配だ」、「海に大規模風力発電を建設する」、全国版で政治家や行政が雄叫びを上げている。日本人は誰も反抗する者はない。沈黙は金、だって。それを言ったらお終いよ、ってか。




