日本の自称・風力反対と、海外の風力反対デモを比べると、明らかな違いに気が付く。h24年、由良町の風力被害を視察したジャーナリストたちは、「あの人たちは何者で、いったい何を目的にしているのか、それを知ることが先決でしょう」と伝えていた。既に東伊豆町や伊方町でのすさまじい風力被害を見てきたから、由良町でも同じことだと見ていた。由良町の「考える会」はすごかったでしょ。集団殺人事件だよ。
初めから仕組まれた罠なのに、その悪意を伝えられていたのに、誰も抵抗することはなかったのかい。あの谷口さんでも「被害者の会を作ったよ、ワッハッハッ」と興奮して電話してきたから、まるで精神破壊されていた。一人、一人、そうやって潰していく。一旦、洗脳されたらもう元には戻らない。「出て行けっ」となっていた。取り巻きにはスパイ工作員が何重にも張り付いていた。
誰か真実を伝える人はいなかったんかい。それよりも地域の繋がり、人間関係が優先する。私は人付き合いが少ないから、彼らの全国的なネットワークにたじろいでいたかな。野鳥の会とか、環境運動家とか、今思えば、ヘンな連中が由良町に押し寄せていた。みなさん、自信たっぷりに話をするんだよ。ウソばっかりなんだけどな。私にはまだ反論するだけの力がなかった。3年、4年ほど掛かったかな。
風力発電の被害を理解するためには、やはり時間が必要だ。当事者でさえ、大学で騒音測定など専門的な訓練を受けた私でさえ、一定の時間が必要だった。それと建設コンサルタントを経験したので、報告書、レポートを書くことになれていた。土木学会に研究論文を提出して発表していた。技術開発部にいたから学者の研究資料も読んでわかるんだよ。ウソ付き論文もな。環境省の調査報告書の悲惨な内容にはすぐに気が付いた。
水俣病もまだ否定していたからね、大したもんさ。べつに学歴が、能力が、と強調するつもりはない。田舎者であろうと、多少のおバカさんでも、善悪、道徳は分かるだろう。それが、地域の人々の価値観が一斉に書き換えられる。私だけじゃないことは知っている。虐めまくられて死んだ人を知っている。泣き叫んでいた。私にはどうすることもできなかった。なぜ、地域の人たちは被害者を笑いものにして喜んでいるのか。
同じ悲惨な被害環境じゃないか。h24年には私を憎み、敵視する政策にハマっていた。悪党たちは大喜びよ。親父に聞いて知っていたけど、まざまざと、こんなに彼らの正体を見ることになるとは。とてもいい社会勉強になったよ。恐ろしい世の中だった。それなのに誰もが知らん顔してる。これが日本人社会か。水俣や福島でもそうだという。いや、福井の原発銀座へ行ったら、異様な空気を見る。
和歌山の関電事業所へ行ったら、福井の産物パンフレットがスゴイでしょ。米が高く売れるらしいで。誰が買っているんだろ。風力でも同じ事やっている。知人がそんな店で買って喜んでいる。美味しかったよ、だってさ。それって地域対策やで、合意形成の魔法やで、と言っても通じない。最近じゃ、観光資源になるという風力発電施設に、誰も近寄らない。被害者になったら悪いから、警戒する。危険意識が伝わっている。
体調に異変があって、目まいやしんどさに襲われたら大変だ。精神、神経がやられる。本人が気が付かないうちに、脳がやられるのだ。有害な低周波音は人の耳には聞こえない。聞こえないからこそ、油断して被害に遭う。防ぐ手立てはない。被害者になって初めて地獄を味わうのだ。ヘンな人になってしまったら、本人には分からんけどな。参院選挙では政治家の資質の悪さが明らかになった。
こんな悪党に被害者たちは助けを求めていたのだ。被害者を消し去るカラクリがある。由良町は絶好の実験場だった。私の能力不足で、上手く伝わらないけど、被害者たちのその後を調査したら、いかに狂気に満ちた風力政策か、分かるんやで。日本人の本質についてもな。おかげでコンプレックスが吹き飛んだよ。自信を持って生きていける。風力発電を止めろ、早く撤去せよ。




