風車による拷問を見たか。

最初に風力発電の被害を明らかにしたのは汐見文隆医師だと思う。測定器を購入して、被害原因である「卓越した被害成分」を抽出した。1/3オクターブ分析だから、この区割りは何? と分析図に戸惑ったものさ。今では細かく細分された周波数のその位置での音圧が測定されて表示される。ピークのある倍音、高調波が得られる。音の響きだ。この音環境が、苦しみの原因だと考える。

ただ、デンマークの医学誌にあるように、0.2㎐で、人の脳は共振すると書いてある。こんな原因があるのかもしれない。一般の低周波被害者、工場とか、空調機、エネファームとかの被害者とは少し違う被害感がある。社会的な弾圧があるからね、風力被害には多面的な被害があって苦しめられる。拷問されるのだ。「低周波被害者の会」でもその対応に苦心した。実際には被害者たちは、それぞれに特徴のある被害感を持っている。

連帯して、ということがついに無かった。汐見先生が亡くなって「会」は消え去った。政治、行政のいいように被害の否定が行われている。風車被害の場合は弾圧だ。哀れな最期を見たもんさ。先日、日高川、有田川町(中紀ウインド)の風力を初めて視察した。地域対策のトリックがすごくてな、御用学者を担いで、土砂崩れが心配です、とやっていた。山形や秋田と同じ時期でメンバーも連携していた。

ペテンのエセ反対を絵に描いたような連中だった。こんな田舎町に、このような心理トリックを仕掛ける。電気でもエネルギーでもない、紀伊山脈を切り開いて税金を消化する。風力事業の道路網は特徴があってすぐに分かる。重量のあるナセルや、巨大なブレードを運ぶからね、特殊な道路線形と強化が分かる。私は大手企業で土木設計をやっていたから。もしかしたら風車より道路にカネがかかっているかもな。

キックバックの費用もあるし。その手先として「考える会」があった。利権屋の集まりだ。それでもスプレーを吹きかけた風車反対の看板が残っている。素朴な人がいる。私と話は通じなかったけど。個人的な被害感は否定される。もっと大きな悪意がな、カネ、権力、政治や行政になって襲われる。由良町だって私一人だよ。誰も反対する人はおらんのかい。

A特性と言って、低周波音は聞こえにくいから低減して表示する、分析があった。低周波音は気圧変動だからエネルギーを持っている。考えてみたら分かるけど、被害隠蔽のためのヘンなトリックだ。もっとも今では低周波被害を否定する。世界の常識とは逆行している。政治や行政の汚さよ。「低周波の法律はないんやっ」と叫ばれる。アホな警察が、なんで、と泣けてきた。日本人だけなぜなんやろ。これだけ経済的にも発展して知能は高いのに、低周波被害は認めない。

水銀被害、放射能汚染も認めない。アスベスト被害も悲惨やった。風力発電の被害で、いったいどれだけ人が苦しみ死んでいったことか。その地域の人なら気が付くし、実際に見たのに笑っている。これが日本人の正体だ。人の不幸が面白い。水俣病の本を読むと、同じ被害環境にありながら、蔑視、嘲笑い、差別、弾圧の歴史が書いてある。それは今も変わらない。電話して聞いてみたらよい。

私はそれは水銀汚染で破壊されたんやと思っていた。いやいや、日本人が狂いだす。ジョニーデップの映画『MINAMATA』が正しい。水俣市はその映画を拒否した。日本人には受け入れられない。分からないのだ。脳の一部が欠損していて思考や意思がない。ナチスの脳でも同じ現象だとされている。同情心とか倫理観がない。ロボットになるのだ。日本人よ、騙されていることを理解しよう。被害者を弾圧して殺して何がある。アホにされるだけやで。社会が破壊される。闇に操られる。動物にされているで。