被害地域の有様を見よ。

由良町にしろ、広川町にしろ、人々は全く無関心になっている。私に対する嫌悪だけはハッキリしていて、アホよら、と嘲笑うだけよ。こんなに一人ぼっちになって孤立するんや、と笑うしかない。風車被害に抗議とか、怒りはどこにもないのだ。奴隷やん、と私は言っている。彼らにはその感情がない。ワシらは役場や、というからね。風車教、カルト、なんと表現したらいいのやろ。かつて水俣病でも地域の風土病とされていた。

実際はみんなが知っていたし、原因も明らかだった。それは今も被害者が否定されて裁判が続いている。地域対策の酷いことは見ての通りだ。原田正純や日吉フミコ、ユージンスミスなどのスターがいた。なんせチッソ工場長が市長を兼ねる。政治も行政もボロボロや。同じ構図が由良町にもある。私一人がコテンパンや。被害者は大勢いて、塗炭の苦しみに狂っている。それが、なんで私を恨むのか。逆転現象やね。

私を罵倒するのは怖くない。役場や議員が怖いだけよ。自分が死ぬ時にもその不条理が分からない。地域のみんなと一緒に頑張っていく、というのだった。各地域では「被害はない」と言っている。そしたら被害者は、いったい何なんや。アホみたいやないか。理不尽に虐め殺されているのに、それを見て笑っている。社会崩壊がな、そこに暮らす人間の破壊をやっているのだ。もう誰も反抗の声を上げることはない。

「由良さんのセイでこうなった」というばかりだ。摺り込まれたセリフを繰り返す。ただのロボットさ。隣町の広川町が外資に売り渡されるという。山の風車の向こう側だ。誰も、まったく何も言わないね。雉も鳴かずば撃たれまい。奴隷根性だ。新聞やテレビは報じない。由良町では誰もインターネットしないけど、誰かがどこかでこのニュースを見ているかもしれない。世間は狭いようで広い。

しかし地域運動、市民意識みたいなものは見られない。日本人の虚無が明らかになる。政治はないんかい、と思うけどな。風力被害と同じで、私一人が発信している。アホにされっぱなしだ。原爆被害や空襲と同じように、大量虐殺されても何も言うことはない。いつか来た道かい。アホらしくて誰も手が付けられないか。

https://www.youtube.com/watch?v=isDClM1vlzY 広川町カロの風景です。r7.8月