北海道や東北地方の人と話していて、関西人とは違うなぁ、と思うことが多々ある。45年前、初めて新潟県の長岡技大に行った時、地元の子供たちから「漫才を言っているみたい」と笑われた。まだテレビ局がNHKと新潟放送の二つしかない時代だ。田んぼの中に、ポツリと長岡市があった。長岡技大の前は放牧の牛の臭いがしたよ。今はもう、たくさんのテレビ局が見られるんだろうな。それでも地方色はあるらしくて、コマーシャルに、風力発電が賑わっていると言う。
海岸沿いにたくさんの風車が回っている。住宅地が広がっていて、被害者も大勢いるらしい。そんな所に毎日、風力コマーシャルが繰り返される。頭がガンガン鳴る中で、脱炭素だ、自然エネルギーだのと笑い話のように聞いていた。アウシュビッツの強制収容所でも、同じ放送内容で、洗脳でもあるまいが、皮肉、あてこすりな放送を繰り返したと言う。豊とか自由とか。被害者には、かなり堪えるだろう。
弾圧に聞こえるか。バカバカしくて、やってられんという。それじゃぁ、反抗したらいいのに。ジッと俯いて我慢しているらしい。由良町と同じだ。誰も何も言えない。由良町は人口5000人だけど、東北や北海道は、住宅地でたくさんの人が住んでいるからね。確率から言って、由良町の比ではない。由良町では被害者は60~100人ほどか。東北だったら、1万とか2万人とか、あってもオカシクはない。
数の問題ではないか。支配が完璧に行われる。アメリカやヨーロッパのように、「STOP」【止めろ】なんて言葉はどこにもないのだ。そんなこと言ったら怒られる。日本人やなぁ。新聞やテレビを信じ切っている。基本、インターネットはしない。SNS、交流サイトなんて、まさか・、私とは話が合わないと言う。それで、いいんじゃないか。以前は汐見先生や窪田泰の悪口が行き渡っていた。
今は私の悪口で持ち切りよ。私もヘンな場面で有名だ。各地の「考える会」では地域対策の嘘八百を扱いている。環境省の受け売りだから、どこかで聞いた話やな、と安心するらしい。お上のお手伝いよ。みんなで協力したらよい。がんばろう。風力発電は地域の未来だ。みたいな原発の時と同じフレーズになっている。アホよな。彼らには何言っても通じない。しかしどこか、風力コマーシャルを毎日聞かされると腹が立つと言う。
洗脳、支配だよ。何も考えんでもいい。楽チンに暮らしな。それでも被害があって苦しいと言ってくる。それじゃぁ、なんで「考える会」に参加して喜んでいるんだい。御用学者の勉強会に行ったんだろ。よかったって、言ってたじゃないか。誰も反対しなかったんでしょ。それが民主主義ってもんだよ。アメリカのように「Stop wind turbines !」と言ってみな。言えまい。それがオマエの判断だ。
死んでも「NO」はないんだよ。太平洋戦争の時の精神論になっている。袋小路に、試行錯誤に、思考停止に分からんか。で、考える会は何と言った。地元合意だと。誰も被害はありません、と結論する。日本人って面白い。さらに自己否定するセリフがいくつも続くんだよ。奴隷が分からんか。オッと、由良町の事やった。世界の笑われ者よ。それが面白いと言って笑うんだから、大した破壊になっている。
これが目的やな。日本人の破壊、崩壊が完成する。こんなにも低レベルの意識しかないんやで。植民地やね。どこにも反乱は起きそうもない。みんな喜んでいる。地獄への道が見える。ようこそ地獄へ。




