人としての矜持を持つ。

由良町の風力地獄を見てきた。低周波音も悪いけど、社会的な弾圧がな、人々のあざ笑いがな、結局は人災の愚かさを目の当たりにした。s57年に新聞を賑わせた水俣病の事件とソックリだ。原田正純や日吉フミコ、ユージンスミスの活躍を見る。今もな、風力発電の被害は何か、と思いめぐらす時に、あの水俣病の災厄が脳裏に蘇るのだ。キミもそれらの本を読んでみたらよい。

売らんがための偽書もあるから、注意が必要だけど、ナニ、2~3冊読んだら大体のことが分かる。世界中を駆け巡ったやないか。水俣市の住民がな、彼らには意味が分からない。水銀被害なのに「水俣病」と言われている。世界言葉だ。TUNAMI、 MINAMATA、 FUKUSHIMAと日本を顕す言葉は多い。日本人の精神がな、一目でわかる仕掛けだ。ジョニーデップの映画『MINAMATA』は水俣市に拒否された。

今も現役で水俣病は否定されている。私が風力被害に関わったh23年にはまだ、明確に水銀被害が否定されていた。環境省のホームページでだ。なんとそこには風力発電の被害を否定する調査報告書があふれていた。h18年の東伊豆町などの風力被害が全国展開していたからね。被害者はコテンパンさ。由良町役場で見た風力被害の否定、弾圧は見ての通り笑い話だ。被害者が苦しみ死んでいく。

人々は大喜びさ。私はこんな目に遭って笑いものだけど、実際に死んでいった人たちがいるから、それを思えば運がよかったのかもしれない。彼らの人間的な正体をこれでもかと見た。カネを払ってもこんな面白いドラマは見られない。今もな、山々の風車群が回っていて、とても苦しいんだけど、住民たち、役場の無責任な笑顔を見て、私も笑うのだ。この程度の人間性なのだ。

アメリカを始め、世界中で風力反対・抗議デモをやっているのに、日本人にだけそれが分からない。私をアホにして喜ぶがよい。由良町では一人ぼっちの孤独な生活だ。全国的にも同情するとか、戦う人はいない。「土砂崩れが心配です」と言ったりな。そのトリックも分からずに浅薄な人を見る。本当に日本人はダメになったね。私は一人、自由に生きていく。エセ日本人よ、さようなら。

たまにアメリカなどからメールが来る。公害と戦うとは、こんなモノらしい。草莽崛起など、とても無理だと分かる。格差社会、それも極端な意識社会、認知戦になっていた。あとは転落社会かい。志士はおらんか。

https://www.youtube.com/watch?v=VY18f-jWiMo&t=714s 風力発電の呪い -YouTube