クリティカルシンク、批判しよう。

最適解、クリティカルパス、工業数学でよく使われる。私は勉強が苦手だったので、隣にいた人たちに随分と世話になった。卒論の計算は、ほとんどその人がやったと思う。担任の先生からは「君は本当に文が下手だね」と笑われたよ。同じことは風力発電の被害で小林先生と話していた時、『文章読本』とか、文章の書き方の本を何冊か紹介してくれた。大学教授だからね、彼らの見方はブレずに真実を見る。

じつは低周波音の測定も汐見先生のグループや、小林先生のチームにお願いした。その結果をh30年の土木学会の論文に要約して残した。誰も読まないなぁ。由良町の人は学術論文なんか見ないもの。インターネットもしないし、新聞を読む人もいなくなっている。テレビを見て過ごす人ばかりよ。一億総痴呆と言われる。テレビって、本当に悪いわな。NHKだけじゃないけど、再エネ番組が酷い。

公共放送なのに風力のキャンペーンとか、御用学者を使ったヘンテコな論理のすり替えよ。いろんな話にして分散させてしまう。あるいは風力発電の宣伝に集中する。コマーシャル番組だ。こんな悲惨な放送に、受信料なんか払えるかい。自分の頭を使って判断する。批判的思考、クリティカルシンキング。こんな所で学生時代の反省が蘇る。青春時代。卒論を土木学会で発表した。

その後も、信濃川や、支流の犀川の流量計算に関わった。長岡技大の研究室から信濃川が見渡せる。卒業してからも計算や評価に指導を仰いだ。大学院へ行きたかったかな。勉強がダメだったのに不思議なものさ。優秀な学生が羨ましかった。今もその思いは変わらない。しかし一つだけ、今回の風力被害に、誰も関心を見せないだけでなく、むしろ彼らは風力の研究に取り組んで喜んでいることだった。

北陸や東北地方には風車がドツサリと林立する。被害が分からないはずがない。その意味さえ理解できないらしいのだ。こいつは本当はアホなんや。そう思いながら話をしていた。勉強だけでは、世渡り上手だけでは、測れない人間模様がある。柏崎との間には風車がいっぱいだという。誰も反対しないのだ。きっと被害者がいるだろうにな。拉致事件のときも、被害が分かりながら沈黙した。沈黙は金かい。田中角栄とか武見太郎が有名だ。山本五十六とか。

https://www.youtube.com/watch?v=DRsMOpx5wbA r7.11.18 日、由良風力