先日のyoutube動画の視聴者数が3000回を超えていた。専門のユーチューバーが撮ったものだからね、編集なしで、一気に私との会談をアップしていた。最初見た時には、アッ、と思ったさ。我ながらよく喋っている。ところどころ言い間違いがある。クスリと笑う。気が付く人はいるんだろうか。それよりも低周波被害の一般論として、こんなに自由にしゃべったケースもない。
私の他には風力発電反対の動画はたくさんあるけど、被害者を助けよう、なんて人はどこにもない。これが日本独特な価値観となっている。由良町で見るように、たくさんの環境運動家が投入されて野次馬根性を見せられる。谷口愛子さんに見るように、大勢のスパイ工作員が取り囲んでしまう。私の周りでもな、それはスゴイ地域対策が行われている。子供の頃から見ている社会だからさ、笑ったよ。
もしこの風力被害がなかったら、何も知らないで野天気に人生を送ったことだろう。一皮むけば人なんて我利我利亡者でしかない。人の不幸が面白い。自分も同じ被害環境にあるのに、知恵とか正義感とか思い浮かばないのかい。我家が特殊な家柄であったかもしれんが、風車の麓の人たちは、いったいどんな洗礼を受けたんだろう。いや、我が家のご近所さんでも同じトリックに喜んでいる。私は嫌悪の的だ。
水俣病の本にもこんな状況が書き込まれている。地域差別がその始まりだったとある。由良町でも同じことだ。そこに住む人に原因がある。総スカンの議員選挙、風力裁判を経て、確信がある。昔からの風聞は本当の事だった。私も自分の血筋を理解した。ほっとけ、相手になったらアカン。その通りだったよ。由良町の各地に暮らす人たちもな、それぞれに風力発電の被害を見ている。
何も言わないし、言ってはならないのだ。海岸部の阿戸地区では2度も風力計画が持ち掛けられたけど、そのたびに拒否している。たまたまこの地に暮らす環境運動家があって、汐見先生や黒田街子さんらと交流があったらしい。話してみたけど通じない。風車からは4㎞離れていて被害感はないらしい。低周波測定器で測ったら、普通に被害成分が観測される。たぶん、気が付かないだけで被害者がいると見ている。
阿戸地区の人とは話が通じない。被害地の人とはまた違った偏見がある。役場からの弾圧が多々あったという。もう風力だろうが何だろうが、ワシらは関係ない、と断言する。怒られたよ。殺されるかもしれない、と思ったらしい。それほど危機感があったんだろうね。よかったじゃないか、風車が立たなくてさ。






