国連でのトランプの演説と、日本の石破との差を、これでもか、と見せられた。日本のテレビや新聞では、絶対に伝えませんな。もう一つ、イスラエルのネタニヤフの演説も、皆が、さっさと退場する風景が話題になる。国連もなかなかやるじゃないか。石破の場合、初めから観客なし、だから、説明の必要はない。テーブルを叩いて熱演したと書いてある。動画を見ていたら、お可哀そうに、と苦笑するしかない。
みんな忙しいんだよ。日本の凋落を見る。中身のなさ、空虚な国、かつての輝きはどこへ行った。誰も関心がない。日本人でさえな。日本人は誰も英語を話さない。海外旅行しても、カタコトの英語で済ませてしまう。それでアメリカやヨーロッパを旅行できるんだから有り難いことなんだが、上っ面の物見遊山で終わっている。日本が世界で一番豊かで幸せに暮らしているんだって。
私も内心、そう思っているけど、日本人独特な島国根性には辟易している。農協、月へ行く。昔ありましたなぁ。私は和歌山の由良町で、細々と百姓をして暮らしている。だから百姓たちの国際感覚がよく分かる。石破の国連演説みたいなものだ。誰も聞く奴はいない。我家には由良守應がいて世界一周旅行を楽しんでいた。ヨーロッパやアメリカからたくさんの物品を輸入した。明治5年にはヒツジを輸入して牧場を始めている。
毛織物、軍服にする資材を補給した。桶町の千葉道場の剣士たちと事業を展開した。あとが続かなかったけど、由良町に帰ってお気楽に暮らしたという。私はその由良家の最期の一人だ。昔話を聞かされながら育った。時代の変化が激しい。人の移動もな。60年前の、子供の頃と比べて豊かになったのか。貧しかったけど、楽しい思い出がたくさんあった。どうもどこかで間違えたようだ。
地域に暮らす他の人でも、そうは変わらない。風力発電が林立する山々を見れば、とてもじゃないが、素晴らしいなんて言葉はない。私はいつも地域の人をバカにしているけど、彼らだって私を否定して喜んでいる。【被害はないっ】と云うんだが、もっと何か深い理由がありそうだ。私は貧しいなりにも多少の財産に恵まれている。他の人だって学歴や、商売、政治力で生きている。
何がこんなにも貧しくしているんだろう。まるで睨めっこだよ。トランプ演説は聞いていて楽しかった。アメリカバンザイだ。アメリカ産には敵わない。この差やな。「さらなる再エネの推進」を歌う。太平洋戦争で負けるのが分かっていながらズルズルとやる。原爆の二回。空襲、空爆。風力発電に、なんかいいことがあったか。アホよら、アホよら、と手を叩いて喜ぶ議員たち。泣き叫ぶ被害者のアホらしさよ。由良町ではみんなが直接見たはずだ。それでもダメかい。
https://cigs.canon/article/20250905_9204.html
米国は「脱炭素」政策撤廃で1兆ドル経済効果、日本は愚かな再エネを続けるのか | キヤノングローバル戦略研究所




