御坊市の物価が安いので、買い物はこの辺で済ましている。大阪からの観光客でも、御坊市に立ち寄って、野菜とか、いろんな店を見つけている。私のやっている百円売り場もそんな客が増えている。神戸からドライブで来たとか、もしミカンが売り切れていたら電話してくるからね。有り難いのかなんだか、都会とは別世界なんだろう。神戸や芦屋からは由良の景色が見える。近くに感じるんだろう。
さて今、御坊市に行くと、あちこちにポスターが張り巡らされている。急にどうしたんだろうと思う。新聞情報では、知事と議員が洋上風力発電推進を歌っている。私は風力被害者なので、『風力発電の被害』資料を持って、何度もこの地域の人と話してみた。コロリ、と変わっている。みんな風力発電がお待ちかねだ。日高川町や印南町の風力被害は分かっているのに、由良町は特に知っているのに、お構いなしヨ。というより受け売りの言葉ばかりになっていた。
まるでオウムやで。由良町のように閉鎖された町の情報操作なら分かるけど、御坊市はまだ被害もなく自由にモノ言えるだろうにな。周囲の山々にはとうに風車が林立している。被害者がいて苦しんでいることも知られている。近くだからドライブがてら行った人は多いだろう。何が悪いのか、肌感覚で分かる人がいる。敏感とか、神経質な、とか、特殊な能力は必要ない。ナニも、私だけが低周波被害の苦しさを言っているわけじゃない。
被害者になったらどうなるのか、そんなこともうみんな知っている。それなのにこの歓迎ムードは何なんや。異常な風力祭りに舞い上がる。反対の声はどこにもない。社会コントロールの凄さよな。添付写真は御坊発電所の煙突だ。高さ200m、国道42号から1㎞の距離にある。この位置に、この高さで風車が170本建ち並ぶというのだ。東の方から、日高町から遠景を撮ってみた。
真ん中の煙突の高さで風車が回り出す。西日、夕日、シャドウフリッカーがモノスゴイやろ。山々に向かって低周波音が木霊する。それより弾圧が楽しみだ。アウシュビッツのガス室のようにして、「素晴らしい」と感嘆するんだろう。この地域の議員たちと話してみたけど、まるで思考が、知識がないことに気が付く。本当に生きた人間なんだろうか。ロボットやないか。日高川町や印南町では土砂崩れだと姦しい。
どこにそんな土砂災害があるんだと聞いてみても返答はない。カルトの信者になって仕舞っている。彼らには、それが嬉しいのだった。私だから、とくに彼らは優越感にせせら笑ったのかもしれない。精神支配が固定されていた。この地域には和歌山工専があって、物理や環境が分かる教師がいる。地域の高校にだっていろんな能力に秀でた教師がいる。絶対に「風力発電」には触れないね。神聖にして犯さず。
神の名を唱えてはならない。ひたすらひれ伏す彼らの対応を見てきた。最新鋭の低周波測定器を数台も購入しているんやで。新潟の長岡技大でもそうだった。何のための高価な機材をそろえているのか。使ったこともないんだって。カネが有り余っている。学者には倫理も道徳もない。保身と無言と卑劣な人物を見る。それも、地域の誰も、低周波音を測ってくれなんて言わないからね。そんな感覚はどこにもないんだよ。
じゃぁ、海外でやっている烈しい風力反対は何なんだい。海外に知見はない、と言い続けるアホさよ。私は日本独特な原理、アホ、狂気だと思っている。生贄は必要な儀式なのだ。被害があるからこそこんなに楽しく仲間になって暮らしていける。私に対する嫌悪も敵意もその一環だ。東北地方や北海道を笑えない。なんで誰も「Stop wind turbines!」(風力発電を止めろ)と言えないのかね。被害がそんなに嬉しいのかね。





