最近、何人もの人が「風力被害を訴えない」と言っていた。被害者らしく、私に近付いてきたから話を聞いていたんだけど、どうも調子が可笑しくなっていた。これまでにもそんな被害者はたくさんいたからね。べつに珍しいことではなく、h19年に東伊豆町の被害調査に行った汐見文隆、窪田泰も、同じ言葉を残している。東伊豆町へ行って聞いてみたらよい。アホらしくて話にならん。【ウソ付きばかりだよ】と言われている。
「あそこへはもう近付かない」窪田さんでさえ、辟易していた。じつは私もやられている。私を訴えてやる、と言うのだった。恐ろしい剣幕で脅迫されたよ。風力裁判でも同じ言葉を聞いているから、人間コントロールがある。それをまた地域の人が喜んでいる。相手になったらエライことだよ。由良町なら畑地区のバカらしさは格別だ。昔から差別されていたから、私が甘く見ていた。
親父からは再三「相手になったらアカン。ほっとけ」と言われたものさ。ナニ、私も低周波被害に苦しんでいるからさ、なんとか彼らの苦しみや悲劇を足掛かりにしたいと考える。もちろん6人ほどの被害者から助けてくれ、と依頼されていたしな。私には黙っていることができなかった。後悔はない。この十年、随分と成長させてもらった。たぶん私よりも苦しみ、そして死んだ人が大勢いる。私をじっと見つめて俯く人がいた。
何か言えばよいのに、中には知った奴もいて、哀れを感じた。由良町の人口は5000人もある。高学歴な学者もいる。それでもダメだった。有田市や御坊市なら、もっと人材が豊富なのにさ。秋田や山形なら数千人の被害者がいて苦しんでいるだろう。風車の林立する町に暮らしているのだ。まったく何の音さたもない。私の悪口が伝えられているという。へーえ、北海道でもそうやった。風力に触れたら笑われ者よ。
みんな怖いんだってよ。面と向かってアホにされるからな。弾圧する方も面白い。被害者になったら奴隷根性だ。そんな日本社会が出来上がっていた。社会の崩壊と言うか。日本は全国的にこんな支配に落ちた。反抗するのは私一人よ。どうか笑っておくれ。プライドが高くてな、アイデンティティなんだ。





